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1: 中年'sリフト(芋)@\(^o^)/ 2014/05/24(土) 07:24:24.47 ID:V8IPrzP30.net BE:597584361-PLT

マクリーランド氏は、2012年のクリスマスシーズンに備えてAmazonが4カ月間の期間限定で臨時従業員を4000人募集していることを知り、求人に応募したところ採用され、Amazon倉庫内に潜入することに成功しました。なおアメリカでは、労働者になりすまして潜入取材をするジャーナリストを企業が訴えた場合、往々にして裁判所が企業側を支持するという前例が多いことから、マクリーランド氏は、体験レポート記事の中では「Amazon」という企業名を用いておらず、自身が勤めた企業を一貫して「Amalgamated Product Giant Shipping Worldwide Inc(世界的巨大総合ショッピング会社)」と呼んでいます。

◆雇用契約
マクリーランド氏が働いたのはミシシッピー州西部にあるAmazon倉庫で、雇用形態はAmazonから直接雇用されるというものではなく、現地の派遣会社から派遣された契約社員という形であったとのこと。派遣会社の職員には「酷い環境だとしても決して取り乱してはいけません。あなたの代わりの人はごまんといます。あなたは、自分の尊厳を玄関に置いてから仕事へ向かう必要があります」と覚悟を求められたとのこと。このときマクリーランド氏は自分は世界的巨大総合ショッピング会社が採用する4000分の1のちっぽけな存在に過ぎないのだと感じたそうです。

◆絶対的ルール
トレーニング初日に徹底してたたき込まれたのは「時間厳守」という絶対的ルールで、無断欠勤は論外、遅刻でさえ解雇につながりうるということをマクリーランド氏を含む4000人は知らされました。それは、遅刻時間によって0.5ポイント刻みの反則点が加算されていき、6ポイントたまると問答無用で解雇というもの。一緒に働き出した60代の女性は「遅刻を恐れて夜ぐっすり眠れない」と話したそうです。


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