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1: 幽斎 ★ 2014/05/23(金) 18:10:33.49 ID:???.net
激安なのに高品質!
密かに人気の"ジェネリック"家電
http://diamond.jp/articles/-/53495

山善製、扇風機、2480円」「オリオン電機製、32型ハイビジョン液晶テレビ、3万1230円」「シー・シー・ピー製、ロボット掃除機、
1万1980円」(いずれも税抜)……。5月半ば、渋谷の大手家電量販店をのぞくと、
店頭の最も目立つ売り場に、衝撃的な安さの商品が並んでいた。
ポイントサービスがあるので実際はもっと安くなる。
製造元は聞きなれない社名かも知れないが、いずれもれっきとした日本の家電メーカーだ。

人呼んで「ジェネリック家電」――山善やオリオン電機、シー・シー・ピーが市場に供給する家電はそう呼ばれている。
ひと言でいえば、安くて高品質なノーブランド家電の総称だ。名付け親は、国内外の家電事情に詳しく、
『安くてもスゴイ!ジェネリック家電の世界』(集英社)の著者でもある近兼拓史氏。
先に開発されたクスリの有効成分の特許が切れたために、安い価格で製造・販売されるジェネリック医薬品にあやかり、命名した。
なぜ、これほどの激安が実現できるのか。まず言えるのは、単純な機能のみに徹しているということだ。
例えば山善の扇風機は強・中・弱の切り替えと首振り機能、タイマー機能、高さの伸縮機能など基本性能のみ。
今どきの最先端扇風機が備えるリモコンや消音機能、チャイルドロックなどは搭載していない。
オリオンの液晶テレビもブルーレイレコーダーは内蔵していないし、内蔵チューナーは地デジのみで、
フルHD表示でもない。どちらも不要な高機能をそぎ落としているのがミソだ。

 高価な最先端技術を使わず、成熟技術、汎用部品を使っていることもポイントだ。
近兼氏はこう解説する。「先端技術といえるのは、目安として登場後3年以内。
一方で、ジェネリック家電が用いているのは、主に3年以上前の技術や部品。
それらの取引価格は下落しているので本体も安く作れる。ただ、3年前の技術でも十分に高水準。
テレビも32インチクラスなら画質に大きな影響はない」。
加えて、ジェネリック医薬品と同じように、主に他社が先行開発した技術や部品を組み込んでいるので、
開発費が抑えられ、余分な人件費を圧縮できる。テレビCMなども打たないため、
広告宣伝費も大してかからない。これらの要素がコストダウン効果を生み、劇安を実現しているのだ。

海外生産が主流だが、ジャパンクオリティは確保
「こんなに安くて品質は大丈夫なの?」と素朴な疑問を持つ人もいるだろう。
それに対し、近兼氏はこう答える。「採用している成熟技術は、いわば、様々な技術が自然淘汰される中、
生き残ったスタンダードな技術。長年改良が重ねられ、品質も安定している。
だから、登場したばかりの先端技術を使っている家電より、かえって製品としての完成度は高い」。

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