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1: 幽斎 ★ 2014/05/26(月) 14:14:02.98 ID:???.net
2027年「リニア」、いよいよ今秋着工へ~ついに総額9兆円の巨大プロジェクトが始動
http://toyokeizai.net/articles/-/38550

1964年10月1日6時0分。この日、超特急の東海道新幹線が開業、「ひかり」1号が東京駅から出発した。
最高速度は時速210km。東京―新大阪間を、「ひかり」は4時間、「こだま」は5時間で結んだ。
実は新幹線は戦前から一部の工事が始まっていたため、中断を挟み1960年に工事を再開。
以来、わずか約5年で、完成にこぎつけたのである。在来線と切り離した専用軌道、
ATC(自動列車制御装置)の導入など、当時の設計思想は、今もしっかり受け継がれている。
その9日後には東京オリンピックが開催。日本は高度成長期の真っただ中にあった。
それから半世紀。この10月に新幹線は満50歳を迎える。それとほぼ同時期に着工を迎えるのが、
超電導で浮上走行する「リニア中央新幹線」(以下「リニア」)だ。
リニアでは、車両に搭載した「超電導磁石」と地上にあるコイルで生じた磁力によって、
車両を浮上・推進させる。超電導とは、ある種の金属を一定温度以下まで冷却することによって、
電流が永久的に流れる状態を指し、きわめて強力な磁力を持つ。リニアの場合、
ジオブチタン合金をマイナス269度まで冷却している。N極とS極で吸引し合う力、
N極同士・S極同士で反発し合う力を利用し、浮きながら前に進んでいるというわけだ。

既存の鉄道のような鉄製のレールでなく、リニアはコンクリート製でU字型のガイドウェイの中を、
地上から10cm浮き上がったまま走行する。従って構造上は脱線という概念がない。同じリニアでも、
ドイツの「トランスラピッド」(中国・上海で運行)や、日本の「HSST」(愛知県でリニモとして運行)のような「常電導」とは、原理が異なる。

開業は2027年。東京―名古屋が40分で通勤圏に?
そのリニアが今秋着工される。開業予定は2027年だ。東京(品川駅)―名古屋(名古屋駅)は、
たった40分で結ばれることになる。現在運行している「のぞみ」が1時間28分(88分)だから、
所要時間は半分以下に短縮される。2045年には名古屋―大阪(新大阪駅)が67分となり、
今の2時間18分(138分)から、こちらも時間は半分以下である。

片道40分となると、東京―八王子の45分(中央線快速)よりも早い。もはや立派な“通勤圏”である。
現在、JR東海が発行する新幹線の通勤定期「FREX」は、最長で東京―浜松まで。
リニアができれば、名古屋までの通勤・通学定期券ができるかもしれない。
それだけリニアは人々の生活を一変させる可能性を秘めている。リニアは主に移動時間の短縮効果などを通じ、
企業の生産活動や個人の消費活動に多大な影響を与えよう。交通政策審議会によれば、
リニアの経済効果(大阪開業時)は、利用者の利便性向上などの「便益」で1年間に7100億円のプラスをもたらし、
旅行関連産業などの「生産額」を1年間に8700億円増加させる、と推計されている。

個別の産業にも少なからぬインパクトを与えそうだ。車両メーカーで見ると、現在の新幹線は、
川崎重工業と日立製作所の2大巨頭がシェアの多くを占めている。が、リニアでは、
先頭車両を三菱重工業が受注、中間車両は、JR東海子会社の日本車輌製造が獲得した。

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